リモートPCアレイの中身、覗きます!
前回までのあらすじ
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> リモートPCアレイ開封 <
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こんにちは、アセンテックSEの佐藤です。
前回の記事ではリモートPCアレイを箱から開封してみました。
今回はそのリモートPCアレイのフタを外して、中身を解剖していこうと思います!
さっそくネジを外して.........
上から見るとこのようになります!
この所狭しと積まれたパーツをひとつひとつ見ていきましょう!
①カートリッジ
カンタンに外れました!
カートリッジの裏面はこのようになっています!
小さな基盤の上にSSDとメモリが搭載されていますね。
写真からではわかりにくいですが、この基盤の裏にCPUとヒートシンクが搭載されています!
言うならば、小型のパソコンですね。
この小さなカートリッジにパソコンに必要なパーツが集約してあります。
戻すときはカートリッジを差し込んで...
②冷却ファン
続いて、カートリッジを冷やすための冷却ファンをご紹介します。
シャーシに4基搭載されています。
外してみましょう!
③電源ユニット
続いて電源ユニットです。
リモートPCアレイには最大550Wの電源ユニットが2基搭載されており、片側が故障しても大丈夫な冗長構成になっています。
よし、抜いてみましょう!
④ACM(Atrust Chassis Manager)
ACMとは、Atrust Chassis Managerの略称で、リモートPCアレイのマネージャーになります。
このマネージャー、どこに搭載されているかというと...
この正体こそがACMです。
このメモリーカードのようなものこと、eMMCに独自のOSが入っています。
ACMの機能については後日紹介していこうと思います。
⑤内蔵インテリジェントスイッチ
リモートPCアレイには、48ポートのインテリジェントスイッチが内蔵されています。
このようなスイッチが入っているのを想像していただければと思いますが、
一体どこにこんな大きなものが入っているのでしょうか?
答えはこちらです!
ちょうど一番後ろのカートリッジを取り外すと、基盤にくっついているのが分かります。
ここで、リモートPCアレイの背面側を見てみましょう。
右側の4ポートがUplinkポートで、左側のポートがマネージメントポート(Mポート)です。
右側が内蔵Switchのポートで、
左側は先ほど紹介したACMに直結のポートになります。
この辺りの詳細は今度ネットワーク編で触れていこうと思います!
おわりに
さて、ここまでリモートPCアレイのフタを開けて全体を見てきましたが、故障時のパーツ交換がカンタンだなと感じました。
「サーバーのフタを開けてパーツを交換して!」なんて突然言われても、これなら大丈夫ですね!
交換する時は静電気対策をしっかりしましょう!
それでは!